恩師・謝晋監督の訃報に涙
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【2008/10/26(日) 20:30】

 「謝晋(シャ・シン)監督がいなければ、ヴィッキー・チャオも存在しなかった」と、恩師の故・シャ監督にメッセージを送ったヴィッキー。急な訃報に悲しみを堪えきれない様子で語った。

 シャ監督は10月18日、式典出席のために訪問中だった故郷・上虞市のホテルで死亡しているのを発見され、死因は不明。



 東京国際映画祭に出席している時にその知らせを聞いたというヴィッキーは、黒のドレスを身に着けイベントに出席。

 「『レッドクリフ』上映中に、シャ監督が亡くなったことを知りました。私はシャ監督が設立した映画学校で演技を学び、監督の『女児谷』という作品でデビューした。“映画というものは理論を学ぶよりも、現場での体験が重要”と監督はよく言っていて、“みんなの美しい青春シーンを映像に残したい”とカメラを回してくださいました。シャ監督がいなければ、私は自分の才能に気づくことはなく、女優になることもなかったでしょう」と語ったヴィッキー。

 「恩師を失った悲しみは、言葉で言い表せるものではありません」と消沈しし、「病気になった監督の姿は想像できない。最後に会ったのは半年前になりますが、一緒に番組出演していろいろな話をしました。病気のために亡くなった可能性が高い、と聞きましたがお元気だったので今でも信じられない」と恩師を偲んでいた。


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