　北京で恋愛武侠映画『錦衣衛（きんいえい）』のクランクイン発表会が開かれ、監督のダニエル・リーをはじめ、主演のドニー・イェン、ヴィッキー、ウーズン、チー・ユイウーなど豪華キャスト陣が顔をそろえた。

　監督は「『画皮』ではドニーとヴィッキーが結ばれなかったので、今回は恋人役で共演シーンも多くする予定！」と語った。

　　『錦衣衛』はドニー演じる禁軍・「錦衣衛」の青龍とヴィッキー演じる女ボス、喬花が、国王を陥れようとする裏切り者や悪徳太監の陰謀を暴いていくというストーリー。

　ドニーは今回、初のヒゲ姿に挑戦しており、ヴィッキーとの共演に関しては「彼女は『映画女王』なので、いろいろと演技を教わりたいです（笑）」と謙虚にコメントした。

　　会見には胸の開いた深紅のドレスでマスコミを魅了したヴィッキー。アクションはもちろん、恋愛要素がストーリー全編に盛り込まれていることから、この映画に出演することを決めたという。再びドニーとパートナーを組むことについては「今回は、きちんとドニーと恋愛ができると思います（笑）新たな化学作用が生まれることを期待しています！」と語った。

　　また、今回注目されているのは、台湾でも絶大な人気を誇る飛輪海（フェイルンハイ）・ウーズンの出演だ。ウーズンは今回、アクションシーンが最も多いという。そのほか重要人物として、若く美しいセクシーな女殺し屋「脱脱」という人物をあげた監督。監督は「脱脱役のキャストは選抜中で、まだ決まっていない。この役を演じるには多くの条件をクリアしなければならないため、探すのが大変！いい人がいたら紹介してほしい（笑）」とマスコミにお願いしていた。